2011年6月23日木曜日

幸せの指標(2)

こんなかたちですが、泉に来て一年が経ちました。

去年の6月13日、大きくなってきたお腹で新たな環境へ。

その晩、入浴中に初めて胎動を感じたのでした。

去年の今頃、一年後に日本がこんなことになっているとは まさに「想定外」。

巨大地震、大津波、そして前代未聞の原発事故 という 未知の難事により 戦後最も厳しい局面を迎えるとは・・・

「幸せ」や「豊かさ」について もう一度考え直してみよう というのが最近よく聞こえてきますね。


東京での社会人生活ののち、 こうして地方へ来る前は いろいろなものが「無い」ことへの不安 がありました。

「不便だろうな」「つまんないだろうな」 そう思ってた時がありました。

だけど 来てみて生活のペースができてくると 「ここには 東京とは別の豊かさが 確かにある」 と思うようになりました。

来た最初は「本当に外国のような田舎だ」なんて言って少し落ち込んだりもしましたが、そのうちにここで脈々と受け継がれ守られている 風土、のようなものがだんだんと見えてくるようになりました。

豊かな自然、新鮮な野菜や魚 ・・・ こういうものに囲まれていて おのずとそういう恵みに感謝する気持ちが生まれるのだなぁ と思います。 そして そういう気持ちで人と接すれば 真心であったり いたわりや思いやりの心 を持てるのかな と思います。

本当に、ここで暮らすようになってから 相手の言葉に真心があるか とても分かるようになりました。
うわべだけの耳に心地よい言葉は、本当に意味ないです。

真心、いたわり、思いやり  

そういうもが、ここでは際立っているように思います。


そして 自然を畏れ、敬い、恵みに感謝して 共に生きてきた  そういう古来よりの日本人の姿を感じることができます。

この辺の町は、夜8時頃には辺りは真っ暗です。家の明かりがあるくらいで、電灯もあまり立っていません。そんな町の人たちが、東京の明かりのために 今のような状況に追い込まれてしまったのは本当に理不尽に思います。

原発事故が今も生み続けている数々の不幸を思うと、東京の煌びやかさも虚構に思えて仕方ありません。

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