2011年7月11日月曜日

幸せの指標(3)

脱原発についての議論がどんどん高まって、私が言いたかったこともテレビなんかで言い尽くされてしまったようにも思いますが・・・


うちの夫は電気事業者です。夫が、というよりは夫が勤めてる会社は、ですね。


そのせいか、帰ってきてから私が原発について否定的なことを言うと「じゃあ電気使うなよ!」とか言ってました。


私も、事故直後、大阪に避難した頃はまだ「世の中の仕組みは原発必須になってる。こういう現実を受け止めて、リスクを負って生きていかなきゃ・・・」と考えてました。


安易に自然エネルギーに転換、なんて 現実的じゃないなと。


だけど、時間経過とともに次々と現れてくる 無辜の人々に降りかかる苦難の連続。
漁師、農家、酪農家、畜産業、外で遊べない子供たち・・・住み慣れた土地を、家を追われる人々・・離れ離れの家族・・・


そして、勉強して分かってきた、原発のしくみのおかしさ。


エコなんて嘘。クリーンなんて嘘。処理方法の開発されていない核廃棄物をどんどん地下深くに溜めていくだけなのにエコなわけがない。


低コスト、これも「安全」を削ってのことで 安全にするには果てしなくコストがかかる。しかも、事故が起こった時にかかるコストは計り知れない。


そして、原発交付金。これは電気料金に転嫁されている。


私は今回のことがあるまで、原発で発電された電気だけが首都圏に送電されているのだと思ってました。
でも、隣町の勿来にある常磐火力には東京電力も入っていてやっぱり首都圏に送電しているらしい。
でも、火力発電所の立地されている自治体には交付金なんてない。どうして原発だけに交付金なんてしくみがあるのだろう?
やっぱり危険なものを負担させる代わりなんじゃないだろうか。


だいたい、なんで消費地から遠い場所で発電して、長距離を送電するのか。大きな送電ロスがあるのに。




原子力発電は効率がいい。でもとても危ない。


太陽光、風力 というけれど、ドイツでは出来てるというけれど、自然エネルギーは地形との相性がある。


開発費や補助金が投入されてこなかったからだと思うけれど、私が勤めてた頃は北海道でしょっちゅう風車が倒れてた。


太陽光だって、エコなイメージだけど、あのパネルを構成しているシリコンを生成するのに莫大な電力を必要とする。
ほんとにエコなのか?


国土の狭い日本で、ドイツみたいな国をお手本にして本当に成功するのかは分からないけれど、やっぱり方向は決めないといけないと思う。




「俺 やっぱり原発はいやだな」こないだ夫がつぶやいた。


故郷をこれだけ傷つけられたのだから、あたりまえの心情だと思う。電気事業者として飲み込んでいた本音がやっと出た、という感じです。


土を、水を、空気を、人が生きていくのに一番大切なものを汚された。
しかも、すぐにもとに戻るわけじゃない。




今の世の中のしくみでは、大量に電力を消費することは変えられない。
電気をそれほど使わなくても、心豊かに暮らす方法はあると思うけれど、国家はそれを望まないだろう。


子供たちにこれ以上迷惑をかけない、明るい未来を残せるように、いま、大人ひとりひとりが真剣に考えないといけないと思う。

3 件のコメント:

  1. そうだね、明るい未来を残せるように考えないといけないよね。
    日本は島国なのでドイツみたいに、他国から電力を融通してもらえないし、すぐ原発停止とはいかないもんね。
    私は、徐々に原発を停止しながら再生可能エネルギーや他の電力源(火力はCO2がでるからあんまよくないよね)に切り替わるように、長期的なビジョンで国全体で変えていくのがいいと思うんだ。
    政府・官僚・学者さんなどなど、日本の頭脳てきな人々が協力して知恵をだしあえばできるんじゃないかと、、、、

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  2. ちなみに、最近のUnknownはわたしです。笑 まさみ

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  3. 九州も玄海原発を巡って騒ぎになってるね 再稼働の口火を切るところだったね。
    私は、火力でもいいと思うんだ。でも、天然ガスや石油の産出国つまり海外にお金が流れて行ってしまうばかりになるのはよろしくない。ちなみに、CO2と地球温暖化との因果関係には懐疑的です。ご参考あれ↓
    http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2009/07/18/
    これが本当だとすると地球の大きな営みの前で人間は本当に浅はかだと思う。
    までも火力なんて「え?いま火力?」て感じだよね。

    地熱や太陽熱、うまく利用できるといいね。
    政府は予算だけつけて、民主導がいいのでは。

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